キャリアコンサルタントになるためには、試験に合格し、厚生労働省に備えるキャリアコンサルタント名簿への登録が必要です。
受験資格者は、労働者の職業選択に関わる3年以上の実務経験がある方以外は
厚生労働大臣が認定する講習(グローバルテクノや他校の認定講習)課程を修了した者
つまり、「キャリアコンサルタント養成講習」を受講し、修了しないと試験が受けられません。
2016年に国家資格「キャリアコンサルタント」ができる前は、「キャリアカウンセラー」「キャリアアドバイザー」などの名称で、企業の人事部、学校、就職支援団体等に担当者として配置されていたようです。
しかし、2016年の職業能力開発促進法により「企業がキャリアコンサルティングの機会を社員に提供すること」が努力義務とされ、さらに2019年からは「各事業所の教育計画の策定等を行う職業能力開発推進者について、国家資格資格をもつキャリアコンサルタント等から選任すること」となりました。
学校や就職支援団体はもとより、企業でもキャリアコンサルタントの採用、配置は進んできています。